高田馬場という街

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高田馬場という街

私事で恐縮だが、私にとって高田馬場の街というのは学びの場所でもある。

思い返すと、小学生の時に初めて一人で電車に乗って某進学塾に通った場所が高田馬場だった。場所がわからなくて、子供ながらに駅の売店のおばさまに道を聞いて教えてもらったことを今でも鮮明に覚えている。その後、イタリア語を習うためにリンガヴィーバに書籍を買いに来たりと、私にとってこの場所は学びの街でもあった。

高田馬場の街並みは、実はその頃、昭和50年代とあまり変わっていない。

駅前のビル等数軒建替え中のところもあるけど、全体的に駅前再開発が行われていないため、約40年前の感じとあまり変わらないというのもある意味すごい街ともいえる。

なので、昭和レトロな街ともいえるのかもしれない。

高田馬場から徒歩圏のゾーンには、早稲田大学、学習院大学、東京富士大学があり、その他予備校や専門学校、外国人のための日本語学校や中国人のための予備校等も多数あり、学校がとにかく多く、当然学生さんが多く街を歩いているので「学生街」という印象が強い街でもある。

ゆえに、「学び」のエネルギーが強い土地柄なのかもしれない。

「高田馬場は学生街だから、賃料相場も安いんでしょう?」とお客様からよく聞かれるが、山手線の駅でもあり、東西線・西武新宿線の乗り入れるターミナル駅でもあるので、賃料相場は決して安くない。

ワンルームでそこそこ綺麗で設備も整っているマンションなら9万円台はする、決して安くはない場所。やはり都心に近く、利便性もあり、住所も新宿区豊島区になり都心ゾーンになるので、賃料相場は高いほうだ。

街中にはもちろん、安くてボリュームもあって美味しい店もたくさんあるので、そういう意味では学生街かもしれないが、居住者層は、昔から高田馬場に住む方々、利便性を求めて住んでいる若い単身者の方々やファミリー層、そしてもちろん学生さんも含め外国籍の方々など、多種多様な住まい方がある場所でもあり、決して学生さんだけが住んでいる街ではない。

高田馬場はそんな多種多様な街でもあり下町もあり、住んでいる人もたくさんいる都心に近い街なのです。

スーパーもたくさんあって、電車のアクセスもよく、多路線が使えるのでとても便利な住みやすい街でもあります。

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