空き家になると、とたんに家が傷む。
事情があって一年空き家のままになっていたお部屋に久しぶりに入ると、ずいぶん痛んだなぁという印象を受ける。
やはり風を通したりしていないから、湿気が溜まったりするのもあるけれど、人の氣=エネルギーや人が住むということで活性化される氣があるゆえになんだろうなぁと思う。
逆に、いい使い方をされていなかった場所等はそういうケガレの氣が残留しているので、あまりいい気持がしないのも事実で、いわゆる事故物件と言われる種類の場所になってしまうこともある。
家というものは、人が集い生活してこそ、生かされるものだと実感します。
家や土地は、インディアンの教えで言われるように「地球からの借り物」。
使わせていただくご縁に感謝し、自分がご縁ある間はいい使い方をして、お返しするときにはもっといい状態でお返しするようにと私も心掛けています。
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