東京と地方の商慣習の違い

風通しの良いお部屋とご縁を紹介

東京と地方の商慣習の違い

弊社は本来は23区西側メインで不動産仲介業を営ませていただいていますが、ご縁があると近隣他県の物件仲介をさせていただくこともあります。

今回は、東京から車で三時間かかる某市の物件の案内をすることになりました。

正直、仕事にならない場合もあるし、特別な場合を除いて遠方の物件案内はしないけれど、今回は親しい友人が人生の岐路に立ち、新たな門出の一歩にもあたるので、その応援も含めて仕事にならなくても物件探しは友人として手伝うよ、というところでの特別なケースでの物件探しのお手伝いでもありました。

東京から車で三時間走り、県の主要都市ではないその街は、新幹線の駅前でも東京の私鉄の各駅停車が停まる駅くらいのにぎわい方で、地方と都内の人口の違いというものを実感もしました。

駅から少し車で走ると、水田や畑が広がるゾーンになり、そんな中にも賃貸物件があるので、当然緑豊かな自然の中に住むかたちになり、虫さんの宝庫でもあります。。。

住宅が立ち並ぶ市街地で駅までバスでアクセスのよい住宅地の中にある物件は、設備が良かったり新しかったりすれば、それなりに値段もする。それでも東京の40%くらいの賃料価格帯でもあり、地方に住むと家賃に追われずに生活できるし「豊かさとはなにか」考えさせられる時間でもありました。

そして、東京でいつも慣習としてやっている手続きが、相手を信頼するがゆえに割愛されている部分もあったりするので、おそらくその某市周辺は、治安もよいのだろうし悪いことをする人もいないんだろうなぁ、と感じましたが、古くて安い物件は外国人がたくさん居住されている様子なのにもやや驚愕しつつ、世情を感じるのでした。

そんなことを感じる、他県の物件案内でした。

 

 

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