ご縁あって毎年訪問していたゼロ磁場の某村。そこに眠る亡き友人のお墓参りも兼ね、コロナ禍後久しぶりに訪問することになった。
友人に連れて行ってもらって初めてその地に入らせていただいたのは14年程前のこと。まだ皆若く、ハードな山歩きに連れて行っていただいたりもした現地のランドキーパーの方にも久しぶりにお会いできた。
そこは、アクセスが悪いがゆえに、インバウンドの観光客はまったくいなくて、ある意味平和。昔ながらの自然ののこる場所でもある。山々を見渡せるパノラマの公園に皆で行ったり、友人のお墓参りしたり、聖なる池のある森に入ったりと夢のような時間を過ごした。
山には精霊がたくさん居て、樹々には樹々の精霊が宿り、自然の中は神様や精霊に満ちている。
そんな場所が、日本からなくなりませんように。
この美しい自然がそのままでありますように。
この地に宿る神仏の御力が燦然と輝きますように。
そしてこの地から日本全体、世界、地球全体にあまねく光が届きますように。
そう祈りながら、東京への帰路につく。
車で四時間走り都内に戻ると、やっぱりほっとはするけれど、自然の中で暮らすことへの憧れは年々強くなるのでした。
© 2021 VENTO・HOUSE