「グランドファーザー」という本がある。その本は、アメリカ人の少年がインディアンのグランドファーザーと親交するなかで教えてもらった「インディアンの教え」について書かれているのものなのだが、初めてその本を読んだ時、あまりにもすばらしい内容に号泣しながら読み、何度も読み返している愛読書でもある。
土地家屋を、業として扱わせていただいている者として、根本的な意識を教えていただいたフレーズがある。
それは、「インディアンは、7世代先のことを考えて土地を使う。土地は地球からの借り物だから、自分の代で良い使い方をして借りた時よりももっといい状態にして地球にお返しする」ということ。
土地や建物は所有権という権利があり現代社会においては「所有」していることは変わりはないのだが、真理では「地球からの借りもの」であることを忘れてしまいがち。
自分のモノだからどんな使い方をしようが勝手だと思ってしまいがちだけれど、宇宙の理念という観点からすれば、インディアンの教えの方が崇高で正しいと、魂が震えた。
経済至上主義に触れる現代社会においては、お金を持っているひとが強くてお金を持たざるものは弱いというような経済構造を見せつけられると心が折れそうになることもあるけれど、そんなときにはグランドファーザーの言葉・インディアンの教えに立ち返り、「土地や建物は地球からの借り物。よい使い方をして将来お返しするときにはもっといい状態で返す」ということを念頭に、目にみえないものに敬意を払いながら丁寧に扱っていきたいと、心から思っています。
すべてのモノやコトは、目に見えない何か大いなるチカラがつかさどるご縁に導かれているといっても過言ではない。
目に見えないものに畏敬の念をもち、モノやコトを丁寧にとらえていきたいものです。
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