昔、海外で貸しコテージ、いわゆるair B&Bに泊まったことがある。
そこは3ベットルーム、2シャワールーム(1つはバス付)のゴージャスなお庭付海一望の戸建てで、それはすばらしい宿泊施設だった。
まだ日本にAir B&Bが入ってきていないころで、調理器具、カトラリーや食器類も込で借りられる貸しコテージは、普通のホテルとは違っていいものだなぁと感じたものだ。
近年は日本でも民泊がメジャーになってきて、コロナの直前は民泊可能な物件を探す人が急増していた。
その後コロナ禍があり、民泊はなりをひそめていたが、最近はまたまた民泊可能な物件を探す人が急増したように感じる。
多くの物件は、密集する住宅の中で近隣トラブルを懸念するオーナー様が「民泊NG」とされることが多いのだが、街を歩くと、民泊らしき物件を観る機会も多い。
都内の某所で、明らかに民泊のシールが貼ってある築年数も新しいワンルーム物件らしきところの前を通ったら、ゴミが散乱していて、なんとなーーく建物の氣が荒れているなぁと感じた。
その近隣の方から「民泊らしき物件から夜中に大声で騒ぐ声が聞こえたりで、ちょっと嫌だ」というような話を聞き、静かな住宅地の中で夜中に騒ぐ声が聞こえたら、お住まいの方々はそれはお嫌だろうなぁ、と思いました。
ホテルも急増しているのに、そんなに宿泊施設が足りないのだろうか?
そもそも、民泊って、民家に泊まりその土地の生活を味わうという宿泊形態なのではないのかな? そもそもの主旨から、「効率よく稼げる不動産賃貸業」という側面だけで金儲けのために主旨が変わってきてるんじゃないのかな?と、想ってしまうのでした。
経済至上主義の闇にふれる想いが、民泊の問い合わせをもらうと感じてしまう今日この頃です。
とはいえ、宿泊する人にとってありがたい、いい民泊もあるから、一概にはいえませんが。
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