住んだり通ったりする場所は、少なからずご縁がある場所で、逆にご縁がないと行けないものだったりすると実感することが職業柄多くあります。
昔、新婚時代に住んだ場所の近くに、ご縁あってご売却の案件をいただきました。
売買で関わると、その現地に足を運ぶ機会も多く、立ち合いや調査などで何度もその土地に行ったり、その土地の神様にご挨拶をしに行くと、土地土地の神様とつながる感覚もあったりすることが私はとても嬉しいなぁと思うのですが、ご縁ない場所は、どこかしっくりこなかったりもするので、それはもう神のみぞ知るとあまり執着をしなくなりました。
昔住んでいたその場所は、今はおしゃれなお店などもずいぶん新しくできて、ちょっと閑散としていた商店街が生まれ変わりつつあり、そのあたりを歩くだけで、住んでいた時代を想い出し、胸がきゅんとしながら散策も楽しんでみたりしました。
懐かしいのはもちろん、やっぱりここ好きだなぁ、今住んでたらどんな感じかな・・・と思い、元の住まいのすぐ近くに最近できたパン屋さんに寄り道してみた。
なんだか野菜メインの惣菜パンで丁寧に作られているのが感じられていいお店だなぁ・・と思い、買って帰ったパンを食べたら、とても美味。これは近所だったら危険だったなと想ったりしました。
帰路、最寄りの駅までの道を歩くと、住んでいた頃の感覚に戻り「このマンションいいな」と思っていたマンションの前を通り、またいつかこの街に戻ることあったりするのかな?でも今の住まいも今の街も大好きだし、こうして人は時を重ねていくのね、と自分の自分を振り返りつつ、今の暮らしと場所にも改めて感謝するのでした。
土地はご縁で結ばれているもの。
その時々のご縁に感謝し、大切に暮らしていきたいものです。
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