物事が終わるとき、例えば売買のお取引が完了した時等は特に感じるのだが、エネルギーをぐっと集中させて物件調査~契約~決済までの間の業務を遂行し決済が済みお取引が完了するとき、ほっとすると同時に一抹の寂しさを感じる。
あぁ、もうあの場所に頻繁に行くことはなくなるんだなぁ、感謝とともにその時間のうつろいを感じると切ないような嬉しいようなほっとする気持ちと複雑にあいまり、きゅんとする気持ちになる。
トラブルなく双方も天も仲介もよしのお取引を心掛けているが、ケースバイケースで毎回学ばされることが多いのが不動産取引でもあり、時間とエネルギーを傾け、自分なりにベストを尽くしたあかしでもあるのかもしれない。
それと同時に、始まりは終わりの合図、終わりは新しいことの始まりの合図でもあるので、次の案件に意識をスイッチするのでした。
物事のことわりとは、始まりと終わり、陰と陽の循環でもあり、その中で中庸を生きることでもあるなぁと思う今日この頃です。
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