暦の上で大寒を迎えた。
大寒という言葉にふさわしく、とてもとても寒い日々、今年最強の寒波がきている。
暦は統計学だから、24節気、72候と、農業をして植物を育てていく上で月と太陽の関係などから種を植える時期や収穫の時期などへの指針となるものでもあり、暦の節目は季節の節目であるとに今も変わりはない。
とはいえ、昨今は急に暑くなったり寒さも急激に厳しくなったりと、暦からやや外れることもあるが、おおむね暦に沿った季節の移り変わりであると思うので、日々の暮らしの中で、24節気の節目は意識して暮らしていると、現代社会にも合致しているように思う。
寒中には味噌を仕込むといいというので、数年この時期に手前味噌を仕込んでいた。
寒中から仕込むとカビないというのだけど、マンションで気密性が高い場所ではさすがにカビは出るので、昔の暮らしとは違う環境では当てはまらないこともおおいのだろう。
弊社の事務所は古い民家をリノベーションしているので、この時期は朝来ると室内の温度は外気温と変わらない(むしろ低いときもある)ので、ガス暖房をがんがんかけて、数時間してやっと温まるような環境。ここで味噌を仕込んだら、カビないのかもしれない。隙間だらけだし、外の空気は入りまくり。通気性はかなり良い=寒いとなるわけだ。
昔の日本人(に限ったことではないかもしれないが)、この寒さの中、素足で過ごしていたなんて信じられないくらい寒かったんだろうな・・・暖房だって囲炉裏とか火鉢とかくらいしかなくて、着物の上に半纏とかドテラとかくらい?で寒かったんだろうな・・・今はありがたいなと、改めて文明の利器のありがたさも感じたりしています。
大寒をすぎれば立春。もう春はすぐそこまできています。
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