自分が歳をとり物事に執着しなくなってきたのもあるのかもしれないけど、物事はすべてご縁とタイミングに導かれていて、自分の意思で決められることって案外わずかな気すらする、そんな風に思うようになった。

結局、なるようになる、ものなのだとも思う。

特に不動産に関することってご縁とタイミングに導かれることが多く、ほとんどそれといっても過言ではないような気がする。

どんなに「ここに住みたい」と思っても、ご縁がないと住めなかったり、逆に時が満ちてタイミングがくると、すんなりその場所に導かれることもあったりする。

人は自分の希望や利便性やアコガレの街やいろんな希望を満たしたい、という欲求に導かれていろいろ行動するわけだけど、その欲求に執着しすぎると、ご縁とタイミングに気づかないことも多いもの。

私達は仲介という立場で、人と不動産の仲をとりもつので、客観的に物事を見ていると、導きだったりこれだというのを感じたりすることもあるけど、あくまでもお客様の希望を叶えて差し上げるお手伝いをするのも仕事なので、よほどの時以外は目に見えないものの話はしないようにしてる。

まだまだ世のなか、目にみえないことを話すとアヤシイと思われることも多いので、聞かれたら答える、に徹することにしているが、「この人はここに導かれているんだな」「ここがベストかも・・」とかメッセージを感じたりもするけど、それを決めるのは、お客様だから、そこには介入しないようにしています。

ご縁をつかむのも本人次第。

タイミングに乗るのも本人次第。

いい、悪いではなく、本人のタイミングでご縁に乗っているのが宇宙のことわりだし、介入とアドバイスは紙一重なので、そこはとても気をつけるようにしています。

あくまでも本人が自分で選択し、行動することが大切です。

とはいえ、物事はほんとにご縁とタイミングに導かれ、自分の感性のアンテナを立てていれば宇宙や神仏からのメッセージはそこら中にあふれているので、物事の流れを観てみると、導きを感じられるはずです。