DIYって、施工する方のきめ細かさや丁寧なお仕事ぶりに「施工の腕」があるか否かによって、プロ並みの仕上がりと、残念な仕上がりになってしまう差が生じるものだと思う。
わたしは元々がおおざっぱな性格なので、ものすごくきめの細かい施工はできないけど、作業をやりだすと意外に細かいので、細部が気になり・・・養生なども時間がかかるし、塗装は数をこなしつつあるのでちょっとだけやれる自信がわいてきたけど、壁紙を貼るとか木を切ったりフローリング貼ったりというのはハードルが高すぎて、やる勇気がわかない。
設計士の先生にDIYを教えていただいたこともあるけど、お仕事柄やはり細やかなので精度が高くプロ並みの仕上がりになった事務所などを拝見すると、いいなぁDIYできたら・・と憧れる気持ちは盛り上がる。
先日、本当にDIYの初心者だった方が、見様見真似で無垢材のフローリングを施工した現場を見せていただいた。
無垢材の材質がとても良いのは一目瞭然なのだけど、その仕上がりの美しさもすばらしくて、その方の内面のこまやかさや、木材に対する愛を感じて感動してしまった。
本当にその木にホレこみ、木の良さを生かすように施工してあるのがよくわかる。
そうして愛を込めて施工した空間は、もはや異次元のエネルギーに満ちた空間となり、その場に来る人も癒すものなのだなぁと実感しました。
うちの事務所も愛を込めて土壁を塗り、家の意識とつながりながら施工した場所なので、もう一度お掃除して氣のリセットをしようと思いました。
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