街歩きをすると民家や街路樹の色とりどりの花やその香りに見せられる春のこの時期は、なんとなく気持ちもうきうきするものだ。
東京も都心部でも、街路樹や、ビルの植栽などに植えられている花や樹木の新芽等が芽吹き、新緑がとても美しい季節。
季節はめぐり、一年ごとに樹木は成長し、街の様子も変わっていく。
地球上で一番生命力が強いのは樹木なのではないかと、ほんの少ししかない土に生える雑草や雑草の花を見るとその命を繋いでいく力に感動すら覚えるが、一方、蔦が古い民家を侵食して覆っていく様子を見ると脅威を感じる。
人が住まなくなり、手入れをしなくなれば、あっというまに雑草が生い茂りツタがからまり、様相は一変する。
何か自然にとってよきことなのかはわからないけど、そんなことを新緑の季節にはいつも感じます。
© 2021 VENTO・HOUSE